玉名市は、熊本県北西部に位置し、市域の面積は約152平方キロの地域です。九州新幹線が通っており、新玉名駅から博多までは40分、鹿児島まで1時間20分、大阪までは3時間半で結び、県北地域にとって九州管内はもとより関西圏が日帰りできるエリアとなっています。

江戸時代には、高瀬御蔵に集められた年貢米が大阪へと運ばれ、藩の財政を支えていました。御蔵、御茶屋は西南戦争で焼失してしまいましたが、船着場の跡は俵ころがしと呼ばれ親しまれています。この歴史は現在にも引き継がれており、「大俵まつり」として毎年開催されています。

観光資源としては、有明海、菊池川、小岱山及び金峰山系の山々などの豊かな自然や多数の古墳が点在するなど、数多くの歴史的資源に恵まれています。また、米やトマトをはじめとする野菜、イチゴやみかんなどの果実類の農産物や、ノリやアサリなどの水産業が盛んです。市の北部、小岱山の麓には1300余年の歴史と泉質の優秀さを誇る玉名温泉、一方市の南部には夏目漱石の代表作「草枕」の舞台となった小天温泉があります。

開催地テーマ『縁日～ご縁の祭典～』と掲げさせていただきました。縁日とは「神社の降誕、降臨、示現、誓願などの縁のある日、すなわち有縁の日のことである。」と記されています。玉名市には、世界最大級の大梵鐘を有する一願成就の寺「蓮華院誕生時奥之院」や、国内でも珍しいとされる道路を挟んで南北に並んで建つ「伊倉両八幡宮」などの歴史の深い神社がございます。まずは玉名の歴史と文化を体感していただくために、縁起の良い玉名の地に足を運んでいただき、本大会に参加していただいた皆様に様々な素晴らしい出会いがありますように。また、YEGの醍醐味である交流・研鑽を大いに行っていただきます。

九州ブロック65単会のYEGメンバーにとっての『縁日』となる大会といたします。